我が家の防災用品 大容量バッテリーで停電対策

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この度の福島県沖を震源とする地震により被害を受けた地域の皆様に、心からお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。
今回は我が家で準備している防災用品を紹介します。また災害時には停電で電気製品が使えなかったり、スマホなどの情報機器のバッテリーが充電できなくなります。災害情報を得るためには情報機器は必需品となりますので、これらを想定した対策が必要となります。

防災用品

大人3人に対し備蓄期限が2029年8月までの災害備蓄品セット3日分で、2箱を保管しています。

加熱殺菌された500mlの天然アルカリイオン水が3本入っています。賞味期限は2029年12月です。

おからパウダーと食物繊維が配合された高カロリーのクッキーが、3種類(スイートストロベリー、マーマレードチーズ、セサミエスプレッソ)入っています。1本60gで水分を吸収して膨らむので、満腹感が得られます。賞味期限は2029年11月です。

真空パック加熱殺菌製法のパンが、3種類(ブルーベリー、チョコレート、濃厚ミルク)入っています。1つ100gで賞味期限は2029年10月です。

レトルトパウチ食品の玄米ご飯が、3種類(和風味、カレーピラフ味、ケチャップライス味)入っています。そのままでも食べられますが、封を切らずに熱湯で約5分温めるか、電子レンジが使えれば500Wの2分加熱で美味しく食べられます。1つ230gで賞味期限は2029年8月です。

アルミニウムを主成分とした発熱剤が、3つ入っています。外袋は計量カップとなり、規定量の80mlとなるラインが外側に示されています。有効期限は2029年10月です。

食材を温める際に使用する加熱袋が1枚入っています。加熱袋の底に発熱剤と食材を重なるように入れて、水を入れます。発熱剤が入っていた外袋を計量カップとして、水量を測ります。加熱袋のチャックを閉めて、約15分から20分で温まります。

既設の便座に袋をセットして使用する排泄物処理キットで、使用後に抗菌剤入り高吸収性ポリマーを振りかけて固めて捨てるものです。このため水が無いところでも使用できます。処理袋5枚と5回分の凝固剤が1パックで、3パック入っています。

電源確保・停電対策

停電時に利用する電源として、大容量のバッテリーを準備しています。写真は「ECOFLOW EFDELTA」で、コンセントを持ち出したように電子レンジなどの家電製品を使うことが可能です。最大の特徴は、超大容量(1260Wh)のバッテリーですが、充電時間が短い事です。AC電源からの充電で、容量80%まで約1時間、100%まで約2時間で完了します。大きさは幅21cm・高さ27cm・横40cmで重量が14kgです。キャンピングカーのサブバッテリーなどアウトドアでも使用できますが、ちょっと重いです。
我が家では災害時用の使用に備え、長期の待機状態になることを考慮して、バッテリーの劣化を防止するため50%の容量で保管しています。

電工ドラムは、「EFDELTA」からの出力用の延長コードとして利用することを考えて選定しています。外での使用が可能な屋外用の長さ20mとしました。
一方でバッテリーを使い切った時に、「EFDELTA」を充電するための入力用延長コードとしても利用します。高速充電に対応するため、電圧降下が生じ難いように、太さ2.0mm2のコードを選択しました。停電時に「EFDELTA」に充電する方法としては、太陽光パネルによる発電を使います。

我が家は、太陽光発電用に屋根に太陽光パネルを積んでいます。出力210Wのパネルを15枚設置して、合計3150Wの発電量能力があるので、これを利用します。「ECOFLOW」もポータブルのソーラーパネル(出力85W〜400W)を販売しており、出力が小さいので時間は掛かりますが充電は可能です。

太陽光発電の電力は、パワコンの自立運転コンセントから取り出します。パワコンは、太陽光の直流電流を家電で使用する交流電流に変換し、運転管理するものです。
日常の通常運転時は、太陽光で発電した電力を自宅で使用するため電力会社の電力との連携運転とし、余剰電力を売電しています。このため災害時で停電の際には、これを太陽光発電だけの自立運転に切り替えて自立運転コンセントに電工ドラムの電源コードを繋ぎます。太陽光発電が稼働している間は、発電量に合った家電機器を電工ドラムに接続して使用することが可能ですが、夜間で太陽光発電が停止している時も家電機器を使うために大容量バッテリーに充電するものです。

自立運転に切り替えるには、パワコンの運転/停止ボタンを押してパワコンを停止します。次に主電源と太陽光発電のブレーカーを切ります。再度パワコンの運転/停止ボタンを押すと、表示部の自立運転ランプが点滅・点灯し自立運転モードに変わります。
日没後、太陽光発電が終了した翌日は、連携運転モードに戻っているます。このため停電が継続していて太陽光発電を利用する場合は、再度自立運転モードへの切り替え手順が必要となります。
電力会社からの電力が復旧した時には、逆の手順で連携運転モードに変更します。運転/停止ボタンでパワコンを停止し、主電源と太陽光発電のブレーカーを入にします。その後パワコンの運転/停止ボタンで運転を開始すれば連携運転モードとなります。

太陽光発電機器やパワコン(パワーコンディショナー)、ブレーカーなどの使い方は、メーカーや設置状況によっても異なるため、使われている機器の説明書を確認ください。

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